はじめに
今回は、DMPランキング2023年度振り返りをしていこうと思います。今でこそ私は毎週末CSに参加し、最近は少しずつ結果を残すことができていますが、実はデュエマ歴は1年未満です。そんな私の今年1年を振り返っていこうと思います。
CS出場履歴
デュエマのCSの出場履歴は次のようになっています。
DMGP2023-1stの両日参加が決まったことをきっかけにCSに出始めました。それまでは公認のフェスどころかデュエマ自体をほとんどやっていませんでした。
この頃の沖縄はCSが月に1回しかなく、競技大会の練習をする大会はほとんどない状況でした。コロナ渦明けであったこともあり、仕方ない状況ですが、今と比較するとやはり少ないなと感じてしまいます。
DMGP2023-1st以前の環境
さて、この頃の環境は一体どのような状況だったか、皆さんは覚えているでしょう。そう、この頃は2023年2月18日、デュエマの闇のキリフダと歴代キャラクターにフォーカスしたパックである、「ヒーローズ・ダークサイド・パック 〜闇のキリフダたち〜」に収録されていた、絶望神サガが大暴れしていた環境である。
この頃は絶望神サガで墓地を肥やし、超神星DOOM・ドラゲリオンを1コストで召喚するDOOMシャコ型が主流であった。
※殿堂施行前サンプルリスト
絶望神サガは発売日初日から大暴れし、これはエラーカードだからすぐに殿堂入りするだろうと誰もが思っていました。しかし、3月10日に発表されたカード一覧は次の通りでした。
[殿堂入りカード]
[プレミアム殿堂入りカード]
今回の殿堂発表で殿堂入りしたカードのなかで既存のサガループに使われていたカードはたったの1枚、イワシンだけであった。確かに、シャコガイルでフィニッシュする上で必須となるパーツではあったが、サガ本体が規制されていないため、結果として軽傷しか負わなかったのだ。その結果、3月20日以降のサガは次のような型となった。
※殿堂施行後サンプルリスト
殿堂施行後のサガは、イワシンが減ったことにより、嚙み合いが悪くなった龍頭星雲人/零誕祭が抜け、環境に増えたメタクリを超えるために警官が入ったり、盾落ちのケア&マナを増やすことができるコダマダンス・チャージャーなどが採用されていた。
他にも手札から切って強いキューブリックや、山を掘りやすくするバビロニアなどが採用された型などが出てきたのもこの頃だ。しかし、この頃のサガは環境のメタ対象として君臨し続けた結果、ブラッドゥを搭載した青魔道具、ウサブレラやテスタロッサ、コッコ武ルピアを搭載した赤単我我我、3ターンキルに特化した赤緑アポロなどサガを倒すことに特化したデッキが多く登場し、サガを倒すために登場したデッキ(サガ以外)に勝てる4c邪王門など様々なデッキが活躍した環境でもあった。
[青魔道具]
[赤単我我我]
[赤緑アポロ]
[4C邪王門]
そんな環境のなか、私がDMGP2023-1stに持ち込んだデッキは次のデッキだった。
DMGP2023-1st(Day1)リスト
この頃の私はサガループを握り、ミラーを制することができるほどの練度がなかったため、サガ側が盾が薄いことを逆手にとったデッキである赤単我我我を握ることにした。結果として、DMGP2023-1st(Day1)は1-3だった。じゃんけんに負け先3でサガループを決められたり、受けが固いデッキに当たったりと散々だった。思っていた以上に赤単我我我をメタったデッキが多かった印象が強かった。そしてフライトCSも2-3とあまり振るわない結果に終わってしまった。
DMGP2023-1st(Day2)リスト
私はDMGP2023-1st(Day2)も懲りずに赤単我我我を握った。この日は前日とは違い手札周りが良く、サガを先3で引き倒したり、受けが硬いデッキを貫通したりと幸先は悪くなかった。しかし、4連勝をして以降、急に赤単ミラー2回とも後手で先3キルされたり、最後は先3サガループをされたりと、4連勝後に3連敗してしまい、この日も完走することができなかった。ですがこの大型大会が楽しかった思い出がとても多かったため、結果として参加してよかったと感じた。まだ大型大会に参加したことがない人もお祭り気分でぜひ参加してほしいと思う。
DMGP2023-1st以降の環境
DMGP2023-1stが終わって以降もサガの猛攻は更に続いた。しかし、これまで環境で活躍していたDOOM型のサガループにとって、向かい風になるカードが登場した。
それはボン・キゴマイムだ。アナカラージャオウガに入っているアプルやキャディ・ビートルはパイアスパトロールポリスのバウンス&召喚メタなどを駆使して超えることが出来ていたが、ボン・キゴマイムはDOOMの召喚こそ許してしまうものの、攻撃そのものを止めてしまうため、確実に1ターン稼がれてしまうことが多くなっていた。そうなってしまうと、DOOMを破壊されたり、バウンスされてしまうとロングゲームにもつれ込み、負けてしまうことも増えてしまっていた。しかし、サガループ側も更なる進化によって、次の形態へと進化していった。
サンプルリストは次の通りである。
[青黒晩餐サガ]
[クローシスサガ]
進化したサガは、サガループからイザナギを蘇生、蝕王の晩餐を唱えイザナギ破壊、サイクルペディアを蘇生し蝕王の晩餐を再度唱え、サイバーKウォズレックを蘇生(裁定でサイクルペディアがいないため、使った呪文は下にいかない)、後は蝕王の晩餐とブルースを使い回しサイクルペディアの効果をストックし、無限ラッキーナンバーを唱え、階段ループでクリーチャーを蘇生、パーフェクトジョーカーズなどでSAを付与しロックした状態で殴りきるプランをとる、晩餐サガが環境を蹂躙していった。この頃のサガは1番異常で、青黒DOOMサガを対策すると晩餐サガ系統に勝てず、青黒晩餐サガを対策するとクローシスサガに勝てず、逆にクローシスサガを対策すると青黒サガ系統に勝てないという自体になった。複数のアーキタイプのサガを同時に対策する事が出来なかったこの頃の環境は正しくサガ1強環境であったと私は感じた。この頃は私もCSでサガを使用していた。
[私が使用していたサガループリスト]
この頃のサガループは同型ミラーした際、特に練度差が出るため、とても楽しかった印象だ(デュエマ界全体では忌み嫌われていたが…)。
しかし、そんなサガに2回目の殿堂発表が訪れた。8/11日より適用された殿堂リストは次の通りだ。
[殿堂リスト一覧]
サガが登場して2回目の殿堂発表では、サガループの核パーツ本体である絶望神サガに加え、最終形態ループの核である蝕王の晩餐の殿堂により、幕を閉じる形となった。
サガ殿堂後の環境
サガが殿堂して以降、息を潜めていた黒単アビスや赤緑アポロ、アナジャや赤単などが環境で活躍する雑多環境へと突入した。この頃は、今まで使っていたサガが消えたため、次に何を使っていいか分からなかったため、主にバイク系統のデッキを残りの前期ランキング中は触っていた。
オリジナル
アドバンス
ここまでのまとめ
主に2023年度前期は、DMGP2023-1stまでは赤単我我我を主に使い、それ以降から殿堂施行まではサガループを大会に持ち込み、殿堂施行後はバイク系統を使用する結果となっていた。なので、主に似たようなデッキを突き詰めてプレイすることを心がけていたと感じました。
2023年度前期を振り返ってみて、改めてサガループが回したくなったのと、今現在サガループをフルパワーにするとどのような構築になるのだろうと思いました。2023年度後期の振り返りは、記事が長くなった為、次回に持ち越します。(*´∇`)ノ ではでは~
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