今回は、2024/11/23(土)に発売したばかりのモモキングの書を私が改造するならというテーマでいこうと思います!
テンプレリスト
この状態でも、戦えない訳では無いですが、色バランスと安定感には欠けるなと感じました。
理由として、フェアリー・ギフトを含めても初動が9本となっています。
まず、2ターン目にメンデルスゾーンを引ける確率は約50%です。ですがこの数字に関しては、それ以外のドラゴンデッキにおいても変わらない確率となります。これは、ドラゴンデッキに入る2コス初動はメンデルスゾーンだけであるためです。
ですが、他のドラゴンデッキの場合、他にもボルシャック栄光ルピアや友情地龍 ルピア・ターン、お清めシャラップに爆龍覇グレンリベット/爆流秘術、暴龍の大地!など3コスブースト枠をプラスで6枚以上入れている構築が多いです。
この事を踏まえて確率を計算していきます。
モモキングの書のテンプレリストを基準にすると、フェアリーギフトを初動とカウントしなかった場合は、3ターン目までにいずれかの初動を使用できる確率は約86.3%です。高いように見えますが、他のドラゴンデッキやビックマナデッキの確率と比較すると安定性にかける数値となります。
次にフェアリーギフトを初動とカウントした場合は、3ターン目までにいずれかの初動を利用できる確率は約89.7%です。だいぶ安定してるデッキの部類には入ります。
しかし、3ターン目にフェアリーギフトで入ってしまった場合、次のターンはマナが4マナしかないため、5マナ以降にビックアクションがあるドラゴンデッキにおいて、1ターンのラグが発生してしまいます。なので私はこのデッキにおいての初動としては諸刃の剣だと感じています。
最後に10枚以上初動を採用した場合は、3ターン目までに使用することができる確率は90%を超えてきます。10戦やって1回初動を引かないことがあるかも位の確率であれば安定しているデッキであると思います。
これらの理由から、ドラゴンデッキのマナコストの性質上、実践レベルに到達させるためには初動を10本以上採用し、早めに5マナ域に到達できるように組むのが丸いかと考えます。
メンデル主軸のドラゴンデッキとして運用するのであれば私は次のようなリストで構築します。
改造案
この構築は、どちらかと言えばモモキングJOを中心に組んでいるデッキとなります。
モモキングJOの攻撃時にキャンベロなどの侵略を行えることはもちろん、モモキングJOのアタック時効果として自分の手札からモモキングとある進化クリーチャーを乗せることもできるため、アルカディアスモモキングを乗せることもできるため相手の呪文をロックすることも可能となっています。
多色が19枚あるため、デッキの構築としてはギリギリのラインにはなっています。
また、モモキングJOはシンカライズの効果で攻撃終了時に上に進化しているクリーチャーを破壊することによりアンタップするため、相手をロックしながら攻撃しつつ相手の盾を減らしていくことが可能となっています。
モモキングNEXも盤面を多面展開することができるようになるため、簡単にリーサルを組むことが可能になる1枚です。
モモキングRXはお金に余裕があるならモモキングDMに変更する方がデッキ自体が回しやすくなるためオススメです!
次に紹介するのはメンデルスゾーン軸はそのままにモモキングJOにさらに寄せた構築となります。
この構築において新しく追加されたカードは夢双英雄モモキングDM、MAX・Gジョラゴン、ボルメテウス・モモキングの3種類です。
今回採用したモモキングDMは、登場時効果でコスト8以下の進化ジョーカーズ・クリーチャーを2体まで自分のマナゾーンから出すことができ、その後自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置くことができます。
上記のことから分かるように、モモキングDMでゲームメイクしていく場合に関しては手札に無理して進化クリーチャーを抱える必要がありません。そのため手札の管理が非常に楽になります。
さらにモモキングDMと相性が良いのがMAX・Gジョラゴンです。このクリーチャーは召喚時、山札から1枚引き1枚マナゾーンに置くことができます。この時マナゾーンに置いたカードがジョーカーズまたはレクスターズの、クリーチャーまたはタマシードなら、次の相手のターンの終わりまで、その置いたカードが持つ能力をすべて、MAX・Gジョラゴンに与えることができます。
またMAX・Gジョラゴンは進化クリーチャーであるため、召喚酔いがありません。
さらにこの時マナゾーンに置いたカードがモモキングDMである場合、MAX・Gジョラゴンの上に侵略クリーチャーを乗せることにより、マナゾーンに置いたカードの出た時効果が誘発します。モモキングDMの効果で攻撃中のクリーチャーを乗せた数分マナゾーンに置いたカード(ここではモモキングDMとします)の効果が誘発するため、MAX・Gジョラゴンがマナにある分だけ横展開することも可能になります。
次にボルメテウス・モモキングは、モモキングDMやJOの効果で使用した分だけ、相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊するか、相手のシールドを1つ選び、持ち主の墓地に置くことができるため、相手の盤面を処理するもよし、盾を償却してリーサル組みやすくするも良しとこのデッキにおいては万能カードとなります。
個の構築のメリットは効果が連鎖するため、相手の行動に対して柔軟に対応しやすいです。デメリットとしては効果が覚えられないほど連鎖するため、プレイ練度を高める必要があります(モモキングDMの効果を余剰にストックしてしまうと、ライブラリーアウトで負けてしまうなど…)。
そして次の構築は上記3枚の効果を最大限活用した構築となります。
先ほどの5マナ域の動きを中心にしたメンデルスゾーン軸ではなく、2ターン目にフェアリー・ライフ系統の2コストブーストを活用し、2-4-6の動きでゲームメイクする構築となります。
このデッキの構築を見てわかる通り、ほぼ自然のカードで構築しているため、モモキングDMを使用してリーサルを組むことはマナ管理の都合上難しいです。
このデッキのメインエンジンはMAX・Gジョラゴンとなっています。MAX・GジョラゴンでモモキングDM、またはモンキッド<ライゾウ.Star>の効果をコピーします。
そして先程紹介した攻撃時の効果重複を利用して、最終的にボルメテウスモモキングの効果3回待機させた状態でCRYMAXジャオウガの着地を目指す事になります。
ですが、このプランを最速で確実に通すためには、手札にMAX・Gジョラゴンとコピー元のクリーチャーを1枚手札に抱えておく必要があります。
もし片方しか持っていない場合は、4マナのタイミングでクレストEVOチャージャーを優先して唱えることで、確実にMAX・Gジョラゴンかモンキッド<ライゾウ.Star>を手札に加える事ができます。
また、もしマナゾーンにいずれかの必要パーツがある場合、チームウェイブを救いたいを使用することによりマナブーストを行いながら、手札に必要パーツを引き込む事もできます。
そして、MAX・Gジョラゴンとコピー元の効果を重複し、ボルメテウスモモキングの効果を3回待機した状態でCRYMAXジャオウガを出します。
まずは、CRYMAXジャオウガの出た時効果を解決し、お互いの盾を3枚選び、残りを墓地に置きます。
その後ボルメテウスモモキングの出た時効果の内の1つである、シールド焼却効果を3回選びます。そうする事で相手の盾をブレイクすることなく攻撃中のクリーチャーでダイレクトアタックを行う事ができます。
このデッキはこれまで紹介してきたデッキとは違うアーキタイプとなるため、シールドトリガーが多く採用されている環境でも通用するデッキとなっています。
もし2コスブースト枠が足りないと感じた場合や手札にコピー元の札がもっと安定して欲しいと感じた場合は、メタ除去対応のシールドトリガークリーチャーであるシェル・アルカザールの枚数を調整することで対応する事ができます。
まとめ
これまで3つのデッキを紹介して来ましたが、相手の盾との対話を楽しみたい方は上2つのデッキのどちらかを、2024年12月現在のcsはシールドトリガーが多い環境なので、より環境にあったデッキを選択したいなら、ボルメテウスモモキングの効果を複数回使用する事ができる、下二つのデッキのどちらかを選ぶと良いと思います!
それでは今回はここまでにします!もし新しい構築が見つかった場合は改めて記事にしますので、その時はよろしくお願いします!それでは*˙︶˙*)ノ”
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